第一章Ⅰ Tradition《伝承》

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町の人びとは急いで王子を手当てして事情を聞きました 手当てされた王子は言いました 『騎士は私を逃がすために犠牲になってしまった・・・・・・私はなんと無力なのだろう・・・・・・』 と。一人の町人は聞きました 『いったい何があったのですか?』 王子は真剣な顔で言いました 『あそこは・・・・・・・・・吸血鬼の巣だったのだ。しかも数多の力を持った最強の吸血鬼たちが ・・・・・・・・・ 』 と 王子はそこまで言うと力尽きてしまいました その話はたくさんの国々に伝わり、お姫様は憧れの存在から恐怖の象徴へと変わりました そこで隣の国の王は国一番の魔道士にお姫様を殺すように命令しました 魔道士は命令に従い、お姫様を殺しに向かいました。魔道士は城に住む他の吸血鬼を殺し、お姫様の元へ行きました 魔道士はお姫様と戦い、見事打ち勝つことができました。ですがお姫様は最強の吸血鬼、簡単には死にません なので魔道士はその城にお姫様を封印しました。封印されている中、お姫様は少し笑っていたそうです こうして国の危機は去り、国に平和がおとずれました おしまい
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