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真一「で、ここはどこだ?あの世なのか?」
神「いや、私の仕事部屋。あの世との狭間とでも言うところかな。さっきも言ったように、君はこちらの手違いで死んだから輪廻には入れなかったんだ。だからここに呼んだ」
ほう…これは所謂、転生って奴かな?
神「君には3つ選択してもらいたい。
1つ、ここで私のサポートをする。天使になって手伝うって話
2つ、私が管理する世界の一つに行ってもらう。要するに転生だね
で、3つ、君の存在そのものを消してしまう。これはオススメしない。こっちとしても後処理が大変だからしたくはないけど、君が望むのならするからね
さあどうする?」
真一「2で」
1とか働きたくないし、3はもう一度死ねってかよ…
神「わかった。」
そう神さまが答えると目の前に一冊の本が現れた。深い赤の表紙には"今シーズンの担当世界とその詳細"と書かれていた。異世界って担当制だったのね。
神「その資料から行きたい世界を選んでくれ。」
そう言われて俺はその資料を手に取り、表紙をめくった。
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