絶望のち、希望

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絶望、それは負の螺旋そのもの 誰が望むわけでもないが、 唐突に人を襲うモノで、 それはなくなる事なんてない でもそれは、 いつか希望に変わるモノ それは絶望が現れるより唐突に 望みが薄れた時 いつの間にか 自分の心に現れる。 きっかけなんて人それぞれで、 意外と思わぬ所だったりする 誰かに教えて貰うより簡潔で、 考え込むより遥かに分かり易い でも希望は見つかり辛い。 見つからないから 足掻く、もがく でも見つからないから、苦しむ 諦めないのが大事って言う人も多いけど、 意外と諦めるのが重要だったり でも、皆、意外と諦められない なんでか? 皆、希望が欲しいから 『諦めたら試合終了』 よく聞く言葉だ 良い言葉だとも思う。 【諦めたらそこまで。それ以上の成長はない】 そんな意味の言葉かな。 間違ってるなんて思わないし、 真っ向から否定しようなんて そんな気も更々ない。 でも、オレが思うに 『諦めなきゃ、次の試合には進めない』 これが意外と難しい。 気持ちが切れるのは一瞬 でもその一瞬に凄く勇気がいる それこそ告白なんかよりずっと その気持ちが切れるまで、 足掻いた記憶が、 また自分を強くしてくれる また未来への希望になるんだ だから、 絶望は希望なんだ 絶望しなきゃ人は進めない どんな事だろうと 小さかろうが、大きかろうが、 絶望は絶望 後に希望がきっと待ってる
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