会いたくて

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黒side あぁ、戻ってきた、この腕に。 「俺のこと、好きなの?」 「…好きだ。」 「本当に?」 「武士に二言はない。」 強く、締め付ける彼の腕。 「ねぇ。」 「あ?」 「恋人になろう?」 ずっと待ち望んでいた言葉。 「……あぁ。」 腕の中。 そっと涙を溢した。 fin.
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