hyena共の love story.

日常茶飯事

『ちょっと琉嘩!!あんた今日も学校行かない気!!?』

『はぁぁぁー。朝っぱらから何なんだよ。』

『「何なんだよ」って!!!毎日毎日学校へ電話する母さんの気にもなってちょーだい!!』

『あぁ？そんなんバックレればいいじゃん。』

『琉嘩、あんたねぇ～!!!』

『へいへーい。ンじゃ、俺ちょっと出てくから。』

『え？ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!学校は!?』

『ンなもん行かねー。』

バタン

『もう。琉嘩...あの子ったらどうしちまったんだろう。』

チュンチュン...

朝日がいつもより眩しく感じる..

俺は、柳 琉嘩(やなぎ るか)
龍ヶ丘高校２年。

龍ヶ丘高校は、
いわゆる不良高校...
共学なのに、女は１人もいない
まぁ楽で良いよな。

朝から母と口喧嘩。

『ん～...今日もあそこ行くか!!』