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亮夜「ありがとうございます。ところでお代の方は…。」
永琳「今回はタダでいいわ。斬れた足を引っ付けるっていう簡単な治療だから。」
亮夜「そ、そうですか…。」
永琳「それじゃあまた何かあったら連絡を頂戴ね。帰るわよ。」
うどんげ「はい!」
そう言うと2人は帰って行った。
フラン「あ、そうだ!朝ご飯まだだよね!咲夜のところに行って何か作って貰おうよ!」
亮夜「そうですね。」
フラン「じゃあ行こっか。」
そう言うと2人は亮夜の部屋を出て玄関を通り過ぎようとした。
しかし、急に扉が開き誰かが中に入ってきた。
?「あやややや?紅魔館に見慣れない人がいますね…。これはスクープの予感が!」
亮夜「何あいつ。」
フラン「新聞記者。」
いつの間にかフランは亮夜の後ろに隠れていた。
亮夜「嫌いなんですか?あいつ。」
フラン「違うよ。日光が嫌なんだよ。」
?「あやややや!?悪魔の妹と親しげに話せる間柄にあるとは!ますますスクープ性が高い!!」
するとどう見ても女子高生が近づいてきた。
文「どうも、毎度おなじみ清く正しい文々。新聞の射命丸文です。さっそくお話しを聞かせて貰いたいんですが…。よろしいですか?」
無視して咲夜のもとに向かう2人。
文「無視ですか!?」
亮夜は文に手招きをする。
文は亮夜について行く。
文「取材に応じてくれるのですね?」
亮夜「取りあえず朝ご飯。話しはそれからだ。」
文「そんな時間じゃないですけど…。」
亮夜「朝、いろいろあったんだよ。」
文はフランを見て納得したような顔をした。
亮夜「フラン様、この新聞記者は殺しても問題ないと思いますよ?」
文「じょ、冗談ですよ…。」
そんなことを言っていると厨房についた。
フラン「咲夜~。いる~?」
しかし返事はない。
亮夜「いないのか。」
文「咲夜さんなら人里に買い物に行きましたよ?」
亮夜「……なんでお前が知ってんだよ。」
文「大人の事情ですよ。」
フラン「そうだ!私が作ってあげる!……文屋も食べるよな?」
文「は……はい。」
2人は嫌な予感がしてたまらなかった。
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