幻想入り。

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幻想郷。 それは博麗大結界によって外の世界と分断された土地。 そこには妖怪や幽霊、妖精に神などが人間と共存している。 そして、時々外の世界からの来訪者がやってくる。 そう。今日もまた1人。 -霧の湖 社守亮夜は迷っていた。 家のドアを開けると目の前に大きな湖があるのだ。 亮夜「は?」 とりあえず亮夜は外に出る。 どう見ても湖。360度どこから見ても湖。 亮夜「どう言うこと?」 亮夜がそう言って振り向くと家はなく、ただひたすらに紅い屋敷があった。 亮夜「そろそろいいかな…… 何じゃこりゃアアアアアアアアア!!」 正しい反応である。 亮夜「訳わかんねぇよ!!えっ?なに?えっええぇ?」 混乱している亮夜の近くにサボ…シエスタをしている中華っぽい人がいた。 あまりに亮夜がうるさかったので中華っぽい人は起きてしまった。 ?「あの~?」 亮夜「ど、どちらさん!?」 いきなり声をかけられたので若干声が裏がえっていた。 美鈴「あ、えっと紅美鈴です。」 亮夜「あ、どうもご丁寧に。社守亮夜です。」 お互いに深々とお辞儀をした。 美鈴「ところでこんなところで何をしているんですか?挑戦…にしては無防備だし…うーん。」 その場で考え込む美鈴。手を顎に当てて考えるあのポーズで。 亮夜「あの~、ここはどこですか?」 亮夜は一番知りたい事を美鈴に聞いてみる。 美鈴「ああ!紅魔館で働きたいんですね!だったら始めからそう言って下さいよ!」 言葉のドッヂボールである。 亮夜「赤い屋敷の名前はわかった。で、ここはドコ!?」 美鈴「ちょっとここで待ってて下さい!今咲夜さんを呼んできますから!」 そう言って美鈴は屋敷の方に走っていった。 亮夜「だからドコだよ!!」
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