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咲夜「ここが貴方の部屋よ。」
紅魔館1階の入口の近くに亮夜の部屋はあった。
部屋に移動するまでの間に能力や弾幕、スペルカードやみんな空を飛べる事を咲夜から聞いた。
ドアを開けて中に入るとどこかのホテルかと思うぐらいの部屋があった。
亮夜「さて、俺にも能力があるのか知りたい。」
咲夜「ならパチュリー様のところに」
パチュリー「呼んだかしら?」
ドアの方からパチュリーであろう人物が入ってきた。
パチュリー「……その人は?」
パチュリーは亮夜の方を見て言った。
亮夜「今日からこちらでお世話になります社守亮夜です。そういえば咲夜さんが能力の有る無しを知りたいならパチュリー様に聞きなさいと。」
パチュリー「……ふーん。じゃあ一緒に図書館に来なさい。教えてあげるわ。」
亮夜「ありがとうございます!」
そう言うとパチュリーと亮夜は図書館を目指した。
図書館は想像以上に広く膨大な量の書物があることがわかった。
しかし、どの本もタイトルすら読めないものばかりであった。
それと同時に埃っぽくてジメジメしていることが分かった。
本の保存する環境としてはあまりいいとは言えない。
図書館につくとパチュリーは本棚からとある本を1冊取り出した。
パチュリー「この本に手を置いて。」
亮夜が言われたように手を置くと魔法陣が展開された。
パチュリーはひたすら魔法陣を見る。
パチュリー「もういいわ。」
亮夜が本から手を離すと魔法陣は消えた。
パチュリー「貴方の能力は、『数を操る程度の能力』よ。」
亮夜「数?」
パチュリー「えぇ。」
亮夜「増やしたり、減らしたり出来る?」
パチュリー「出来るでしょうね。」
そう言うとパチュリーはインクの入ったビンを渡した。
パチュリー「増やしてみたら?」
亮夜はとりあえず増えろと念じてみる。
するとインクが入ったビンが2つに増えた。
パチュリー「それが貴方の能力よ。」
パチュリーはドヤ顔で言った。
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