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生まれてから14年間、恋がどんなものなのか、いまいちよく分からなかった。
好きな人もいなくて、告白されるなんて夢のような話。
恋愛から遠い位置にいた。
それが変わったのは、つい2ヶ月前から。
カランカラン。
塾の扉についている鈴が、不思議な音色を奏でる。
「こんにちわ、亜季。」
小さな笑みを浮かべて私を迎えていれてくれたこの人こそ、私の初恋の人。
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