prologue

2/3
前へ
/19ページ
次へ
『ママ!あの話聞かせて!』 『あらあら、また?』 『だって僕、好きなんだもん!』 『もう、仕方ないわね これ聞いたら寝るのよ?』 『うん!だから早く』 『それじゃぁ…』 むかしむかしあるところに 働き者の少年がいました 少年は病の母を救うため 毎日懸命に働いていました 雨の日も、雪の日も働き続けました そんなある日 少年のもとに三人の騎士が現れました 彼らは少年を世界を救う勇者として 騎士団に誘おうしましたが 少年は母のためにその誘いを断ってしまいました 『それでそれで?』 『もう…ほら続きよ?』 .
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加