41人が本棚に入れています
本棚に追加
─…とある場所─
「きゃっ!いったぁ…」
雷鳴が轟く
「ななな!」
「だめだ、気絶してる…」
「ッチエール加速!みんなしばらく休憩してよい」
そう告げると
前に立っていた5人は
武器をしまい、地面に座り込んだ
荒れ果てた建物
亀裂のはいる地面
「40ツカ→アオ乱入!エール加速!」
「「把握!」」
そして人の叫び声
彼らの目の前には
禍々しいオーラを放つ何かがあった
「…やっぱ無理なのかなぁ
あれに挑むなんて」
それに気圧されてか弱気になるものもでてくる
「しだれ!諦めるなし」
「…おやびん」
「お前たちがしっかりしなきゃ
勝てるもんも勝てないぬ?」
「ごめん…おやびん!
私、頑張る!」
そんなときは
仲間が互いに支え合っていた
「しかし…確かに戦力不――――」
おやびんと呼ばれた彼が
何かを言い掛けた瞬間
地面に座り込んだ人々が
次々に倒れていった
周りにはとても邪悪な霧がたちこもっていた
「っ…まさか腐蝕の霧かっ」
その正体に気づいたおやびんは
薄れていく意識の中
力を振り絞り、後衛に向かって叫んだ
「ツカさん!えろ!スぺ!
重要任務があるぬ」
.
最初のコメントを投稿しよう!