第1章

2/4
前へ
/6ページ
次へ
ザワザワ ガラっ 「んでさぁー、そいつがさ」 邪魔だな 「大翔・・・」 恋那の声に気付いてその人は振り返った。 「あっ、恋那ー。おはよう!」 「おはよ・・・」 大翔とは家が隣どうしの幼馴染み。 「遅かったなー。寝坊かぁ?」 「まぁ…ね。」 「休みかと思ったよ」 休むわけないじゃない。 あんな家なんかに… 「休むわけないじゃない。」 「だよな。恋那は今まで休んだことないもんなっ!」 大翔とはニカっと笑ってみせた 「てか、どいてよ。座れないよ…」 「あっ、ごめんねー。」 ガタ 「じゃぁ、また夜ねぇー」 なっ!ここで言わないでよ。うっ、、女子の視線が怖い…。 大翔は意外にモテるから、狙ってる女子は多いんだよなぁー 「なに、あの2人付き合ってんの?」 「えー、あり得なくない?あんな地味な子」 はぁー、だから大翔と関わるのやなんだよねー
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加