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「ママンさんはどう思います?自殺...でありますかね?」
疑う気持ちを微塵も持ち合わせていない一輝の言葉に、ママンは首を左右に振った。
『結論を出すのはもっと先の話よ。それよりも、今は調べなきゃいけないことが山ほどあるわぁ』
「調べるといいますと?」
一輝の言葉にママンは『やぁねぇ』と、手首を返した。
『自殺ならともかく、他殺だとすれば毒物の混入方法を調べないとねぇ。じゃないとアタシが犯人になっちゃうわ』
それに...と、続けた。
『もう一つ大事なことがあるでしょ?』
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