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風が窓を開けたままの部屋の白いカーテンを靡かせる
机に突っ伏したまま寝ていた少女は冷たい風を感じて漸く目を覚ました
少女は軽く伸びをして椅子から立ち上がると、いつの間にか夜がふけたことに気づき開けたままの窓に近寄り外を見た
「いつ見ても此処から見る街の夜景は綺麗だなぁ」
少し微笑みながら呟くと灯りをつける為に照魔石をくぼみに嵌めた
「にしても寒い……。誰か冷気魔法使ったのかな」
ベッドに腰掛けながら呟くと廊下から足音が聞こえ暫くして部屋の扉がノックされた
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