序章

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音をたてないように、そっと腰の獲物‐小太刀‐に手を置く。 (ここに隠れていて、見つかるのも時間の問題だね・・・) 浪士たちはしつこく私を探し回っている。 そろそろ諦めて戦おうかと考えたその時・・・ 奇妙な笑い声が雪が舞う暗闇に木霊した。
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