第一章、始まりの爪跡

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『うわぁぁぁぁぁぁ!!!!』 彼女の叫び声に驚いて飛び起きた。 うわ…めっちゃ不機嫌そうな顔してる… 『いつまで寝てんのよ!!時間みなさい時間を!!』 そう言われて部屋に掛けてある時計に目を向けた。 『うわ!!もう8時じゃねぇか!!何でもっと早く起こしてくれねーんだよ!!!』 『いつも起こしてるわよ…あんたが起きないだけでしょ…。』 ふうっとため息一つ。 …ふと少し気になる事を訪ねてみた。 『そういやシェイル…お前、俺のこの格好よく平気だな…。』 …俺パンツ一枚しかはいてないんだけど… ……………… 『…も…もう馴れたわよ…』 おい、なんだその間。 『顔赤いぞ』 『う、うるさい!!!早くしないと置いてくわよ!!』 『ちょ!!待ってくれよ!!置いてくな!!寂しいから!!』 バタン!!!
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