一章~異世界と出会い~

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ゲームみたいに、倒したら霧散したりしないからリアルだ。 近づいて分かったことは、スライムの中心に核みたいなものがあり、そこをやられるとダメらしい。 「はっはーっ!」 影次はその勢いのまま、もう1匹もシュート。 残りを私が切り刻んで、戦闘終了。 始めてともいえるモンスターとの戦闘だったが、影次のおかげで救われた気がした。 精神的に。 だが、しかし… 「次はどいつだ?」 「いてたまるか」 脳天気すぎて困る。 見渡してみたが、周囲にはモンスターはいない。 何かのアイテムだろうか。 一つだけスライムから出た、蒼い宝石を拾っておく。
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