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影次はそう言って前を歩き始めた。
さすが頼りになるね。
影次は木の棒を持って先に進んでいく。
道は特に険しくもなく、歩きやすい。
あれ、そういえば…
「影次、武器は?」
影次は見たところ武器らしいものは持っていない。
私は起きたときに何故か近くにあったけど。
「俺も気になってた。その刀どうした?」
あれあれ?私だけ!?
とりあえず説明。
「ずりぃな」
そっちか…
「ていうよりも武器無しで食事はどうしてた?」
「ここ、猛獣はいないけど、小動物はいるんだよ。だから、罠張ってその辺の鋭利な石をちょっと削って…後は分かるだろ?てか俺も武器欲しいなぁ」
見事なサバイバーですね。
そして物欲しそうに私の刀を見る。
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