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先生「ここテストに出るからなー」
生徒「「え゛ーー!?」」
騒ぐな みっともない
大体何しに高校へ来てるんだ?
勉強するためだろう?
だからー…
田中「バイトなんて俺は認めない!」ダン
机を叩き立ち上がる
先生「…うん、まぁなアルバイトは原則として禁止されてるが。授業中…だぞ」
危ないヤツと思われだろう、きっと
俺、田中が体験したのは高校一年の夏が来るちょっと前のことである
前島「っはは♪授業中なにニート宣言してんだよ」
田中「うるせー…」ズゴゴ
時は過ぎ昼休みになった
同じクラスの前島と一緒に弁当を頬張る
俺は飲み終えた紙パックのジュースをくしゃくしゃにしながら反論した
田中「てかニートってなんだ?俺たちは学生だろう」
前島「お前はさぁ…そう言いながら勉強しないじゃん?遊んでばっかじゃん?学生というステータス抜いてみ、どうなる?」
田中「夢見し者…ドリーマーか!?」
前島「バカ野郎」
完全にバカにされた
田中「いや聞いてくれって!」
前島「どーぞー」
田中「仮に、だ。勉強はともかく…そう!青春!!高校生活なんて一生に一度しかないだろ、部活や恋愛に全力投球してだなぁ」
前島「お前、帰宅部じゃん」
簡単に論破された
田中「こ、恋とか」
前島「年中、恋愛に頑張ってるやつどう思う?」
田中「普通にキモいと思う」
前島「前言撤回!?」
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