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田中「考えてもみろ、高卒で就職しても約四十年以上働くんだぞ!?なにが悲しくて学生のうちから社会に出るんだ!どーせ働くんなら短いほうが断然いいだろーよー!」
前島「本音出たな」
自分でも分かっていた
働きたくないあまりに
学生だからー、と理由をこじつけ正論だとしていたことに
前島「バイトする理由なんて人それぞれじゃん?遊ぶためとか欲しいものがあるとかさ」
田中「小遣いでやりくりすればいいものを…忍耐力がないんだな」
前島「その言葉、お前が就職して上司に言われる第一位の説教ワードだよ」
続けて話す
前島「あとはさー家庭の事情とかもあるだろ」
田中「急にシリアルな話になったな」
前島「言うならシリアス!お前が理由を述べろって言ったから上げたまでだが?」
田中「どっちにしても避けては通れない道だよなぁ」
前島「やっと気づいたか」
田中「でもでもどうにか働く期限を短くする術はあるはずだ。大学へ進学したら大学院。卒業したら次は専門学校…」
前島「親を過労死にさせる気か!」
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