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僕の名前は、川波 翔。
近くの体育館に、向かってる。
何故かって?
バドミントンの練習をするため。
バドミントンと出会いは、突然だった。
出会いは、父さんの一言だ。
「バドミントン……って知ってるか?父さんは、そのバドミントンのラケットを作ってる」
僕は、その言葉に胸がおかしいぐらいにドキドキした。
そして僕は、強く言った。
「僕、父さんの作った、ラケットを使ってバドミントンが……したい!」
そう言うと、父さんが言った。
「そうか……父さんも昔は、バドミントンに夢中になったからな……父さんがこれからバドミントンを教えてやるよ!」
そう言うと父さんは、僕にラケットを手渡した。
僕は、ラケットを見ながら言った。
「このラケットなんて言うの?」
父さんは、誇らしげに言った。
「コントレックス1000って言うラケットだよ、それにラケットに張ってあるのは、ガットって言って……それも父さんが作ったんだ!」
それから、2時間ほど熱く話しあった。
それが、小学生になった、最初の日の事だった。
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