出会い

2/2
前へ
/16ページ
次へ
僕の名前は、川波 翔。 近くの体育館に、向かってる。 何故かって? バドミントンの練習をするため。 バドミントンと出会いは、突然だった。 出会いは、父さんの一言だ。 「バドミントン……って知ってるか?父さんは、そのバドミントンのラケットを作ってる」 僕は、その言葉に胸がおかしいぐらいにドキドキした。 そして僕は、強く言った。 「僕、父さんの作った、ラケットを使ってバドミントンが……したい!」 そう言うと、父さんが言った。 「そうか……父さんも昔は、バドミントンに夢中になったからな……父さんがこれからバドミントンを教えてやるよ!」 そう言うと父さんは、僕にラケットを手渡した。 僕は、ラケットを見ながら言った。 「このラケットなんて言うの?」 父さんは、誇らしげに言った。 「コントレックス1000って言うラケットだよ、それにラケットに張ってあるのは、ガットって言って……それも父さんが作ったんだ!」 それから、2時間ほど熱く話しあった。 それが、小学生になった、最初の日の事だった。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加