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※裏入ります。
苦手な方は22ページから読んでください。
凍えた体を暖めあうようにお互いがお互いを求めた
2月の寒空のなかずぶ濡れでキスを交わし最後まで、と迫られたが雨の中はさすがにキツい
そしてなぜか俺は生徒会室でなら、と場所を変えることを要求した
…承諾したも同然だ
扉が閉まった時にはもう激しい呼吸を奪うようなキスに夢中になっていた
停止しそうな思考はなんとか鍵を締めることに成功したがそれによって最後の砦が崩されたのだろう
豪華な内装の生徒会室には向かい合うようにソファーがありその間には机を置いている
奥には生徒会長しか座れない椅子と机
アルフレッドがキスで迫り俺は依然扉に身を預けきった状態
両脇を腕で挟まれ逃げることすら出来ない
目を開けると整ったアルフレッドの顔が見えた
俺、今からこいつとセックスするんだ
意識し出すと恥ずかしさが込み上げてきたが今更逃げられやしないのだからもう無駄な抵抗は諦めた
体を熱い手がまさぐる
初めてセックスをするかのように緊張し汗ばんだ(そりゃあ男とすんのは初めてだしな)
優しい指が俺に触れる度になにかが変わっていくのだ
それが何かは分からない
「入れるよ…」
ぐっと進む圧力に体が軋むのを感じた
痛い 熱い 苦しい
「あぁ…あ」
貫かれる痛みなんか知りたくなかったのに
揺さ振られると俺達の間でなにかが壊れてなにかが生まれる
「…っん…やぁ…痛っ」
「ごめん、ごめんねアーサー」
…俺達は後戻り出来なくなってしまった
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