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ふと隣をみると
愛しいあなた
暗闇だから
大好きなあなたの顔さえも
ちゃんと見る事ができない
「君は俺の道しるべだ」
やめてよ。
私は月。
道しるべなんかじゃない。
なのにどうして
…涙が出るの?
そっと私を包み込むあなた
やっぱり太陽は暖かい。
「君がいたから
暗闇も怖くなかった。
暗い夜も一人じゃなかった。」
「私は無力なの。
あなたのようにはなれない。」
「君は君だ。
そして、そんな君を愛してる。」
ねぇ、知ってる?
月は太陽に恋をしているの。
月は満ちたりかけたり。
弱くてもろい月。
でも、
あなたの為なら
私はずっと暗闇を照らし続けるわ。
だからあなたは
いつでも笑っていて
違う。
これからは
いつでも二人、
一緒に笑おう。
遠くて近い
近くて遠いあなた
やっと
触れられた。
愛してる…
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