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愛里「ねー、舞ー、部活どーするぅ?」
放課後。教室に二人だけで残る事が日課になっていた私たち。
舞「んー…どうしよ…」
愛里「サッカー部とかよくない?」
舞「…いってらっしゃい」
入部が済んでない私たちは、入部届けを片手に愛里はサッカー部を提案したが、私は拒否る。
愛里「なんでよー」
舞「嫌だから。目的は?」
愛里「なんとなく~?」
あははと笑う愛里。
舞「…そんな理由じゃいけないな」
愛里「うーん……」
そして私たちはまた悩む。マネージャーをやりたいと一点張りの愛里に折れた私。
なぜマネージャーにこだわるのか私にはよくわからない。まぁ…愛里の事だから理由は単純なんだろうけど…。
そんな時だった。遠くから叫び声…というか…女子の黄色い声というか…。
そんなものが聞こえた。気の所為?
愛里「んん?なんか聞こえない?」
どうやら気の所為ではないらしい。
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