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国王「その通り。四龍である。しかし…お主の父。
アルオンはそれよりも上の称号を持っておる。」
イザール「国王!それは真実でございますか!?」
驚いた…あの親父が…
国王「国民には四龍までとしか言っておらぬが…
四龍の上に四神がある。」
イザール「なっ…」
驚きで声がでない…
俺だけじゃない…玉座にいた全員が唖然としている。
国王「ふむ。驚くのは仕方あるまい。」
頷いたと思えば国王は喋りだした。
国王「四神には…ゼウス・ギルガメッシュ・ポセイドン・プルートがある。この四神の称号を持つものはお主の父。アルオン=ヴェルヘルムとあと一人なのじゃ。」
あの強さは、尋常じゃないと思ってたけど…そういうことなのか…
国王「お主の父は…四神の中の一人、海神ポセイドンをもつ男だ。」
何故ポセイドン何だろうか…
国王「あやつは…海のように大きな心を持っておったからポセイドンにした。」
イザール「はっ!しかし国王様!何故私めをお呼びに…」
国王「お主に称号を与えようと思っての、お主は空からこの争いを助けに参った。だからワイバーンの称号を与えんとするためにだ。」
四龍!この俺がか!?
イザール「マリノスは…。」
国王「あやつは剣聖の称号だ。」
剣聖か…ここ数十年出なかった称号だ…
国王「まぁ…お主の父が何故四神の称号を与えられたかを詳しく知りたければお主の父に聞くがよい。」
イザール「はっ!では…失礼致しました!」
俺は王の間を飛び出し実家へと駆け出した。
国王「はっはっは!あやつは若い頃のアルオンに似ておるな。のう…アクロ。」
アクロ「フォッフォッフォッ…なかなか骨のある若者じゃよアストラム。」
アクロは髭を触りながら国王と話していることも知らずに俺は全速力で真実を確かめに走った。
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