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そして…キスされたすぐ後…
陛下「イザール…お主に頼みがある…」
イザール「……………………」
俺は…陛下の前でもボーッとしていた。
唇にまだ感触が残っているからだ。
陛下「イザール?イザール!」
イザール「…………ハッ!すいません!失礼いたしました!」
陛下「さてはイザール…恋をしておるな?」
イザール「あ…はい!すいません!国のために命を尽くす所存で…」
言いかけた途中で止められた。
陛下「少年よ!恋をせよ!守るものを持て!
さすればお主は強くなれる!」
渇をいれられた。そうだな。俺は…マキナを守りたい!
イザール「ありがとうございます!」
陛下「ところでイザールよ。お主にはある者を討伐してもらいたい…」
イザール「はッ!」
陛下「お主には魔女を倒しに行って貰いたい。
念のためにアクロを着ける。あやつはワシの古き友人でありお主の部下であるからな。」
イザール「はっ!アクロ殿が居れば心強いです!」
陛下「アクロから聞いたようだな。では…今一度家へと戻り支度をせよ!」
イザール「了解いたしました!準備が出来次第出発致します。」
次元を切り家へと戻る。
陛下「頑張るのだぞ…イザール=ヴェルヘルム。」
これから…俺の誰にも知らされず歴史にも残らない戦いが始まる…
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