次元を越えて守りたい(最終章)

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マキナ「なんで…?なんで屋根に登ったんだ?」 マキナは俺の行動に疑問を抱いていた。 イザール「俺はさ…いつも…なにか考えるときは屋根で寝てたんだ。月と星を見上げてふと前を見たら夜景が見える。最高だろ?」 この家はこの国では一番夜景の綺麗な場所に立っている。 マキナ「あぁ…」 マキナは俺の肩に頭を乗せてきた。 イザール「お前に言いたいことがあるんだ。」 マキナ「覚悟はしてるよ。」 イザール「俺は…もしかしたらこの戦いで命を落とすかも知れない。帰ってこないかもしれない…」 マキナ「わかってる。貴方は…そう言うと思った。だけど…これだけは…覚えてて。私は…貴方を愛している。」 イザール「言われなくてもわかってるよ?」 と言うと、俺はマキナの唇を奪った。 マキナ「ん…」 マキナは素直に受け入れてくれた。 マキナ「イザール…けっ…」 イザール「結婚してくれ。」 マキナ「あ…うん!喜んで!」 マキナが胸にとびこんできた。 イザール「行ってくるよ」 マキナ「行ってらっしゃい!あなた!」 イザール「あ…これを…」 マキナに指輪を渡す。 マキナ「あ…ありがとうっ!」 実は…これは…母さんの鱗から出来ている。 近くにいて会いたいと感じると共鳴をするように出来ている。 イザール「じゃ…今日は寝るよ。」 マキナ「あ…あ…あの…な…一緒に…寝ても良い?」 イザール「も…もちろん…」 二人とも照れてれだった 二人が寝室で眠りに着くまで二人は話していた。
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