次元を越えて守りたい(最終章)

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アクロ「さぁ…マキナ…この穴を潜れ…あやつのいる場所に行ける。」 マキナ「行ってくる…あの人のいる場所に…」 アリシア「私もあとから向かうわ…それまであの子を頼みます。」 アルオン「俺たちも…助けにいくからね。」 マキナ「はいっ!お父様!お母様!」 マキナは穴を潜った。 周りがグニャリと歪み落ちる感覚に襲われる。 マキナ「キャァァァァァァァァ!」 落ちていると思ったら地面の感覚を感じた。 マキナ「なんなんだ…いったい…」 ふと横を見るとマキナには見覚えのある光景だった。 マキナ「ここ…私の…故郷じゃない…」 それもそうだろう実家の前だったのだ マキナ「とりあえず…あ…イザァール!」 自分の家の前に最愛の人を見つけ膝枕をする マキナ「イザール…目を覚ましてよ…覚まさないと許してやらないんだからなっ…」 マキナの目から涙が滴り落ちる イザール「マ…キナ…」 マキナ「イザール…イザール!」 イザール「大好きだぞ…今も…ずっと…」 マキナ「そんな今から…死ぬようなこというなっ!」 イザール「少し眠らせてくれ。」 俺は…意識がなくなった。
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