次元を越えて守りたい(最終章)

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イザール「俺は…もうだめなのか…」 (俺はもうダメなのか…?) (マキナを助けられないのか…?) 俺の中でそんな考えばかりが生まれ始めた。 ???『お主はそれでいいのか?』 誰かが頭のなかに直接話しかけてきた。 イザール(いいわけないだろっ!) ???『ならばお主はこんなところで何をしておるのじゃ…』 イザール(助けにいきたいさっ!でも…今の俺じゃ倒せないっ!) ???『人という生き物は己の無力を知って強くなる。願えっ!何をするための力が欲しいっ!」 イザール(すべてを守る…力が欲しいっ!) ???『よかろう…汝になら力を貸そう…我が名はラグニス…意思を持つ剣なり!汝が思い描く物へと姿を変えようっ!さぁ…お主が握っている剣を引き抜けっ!』 イザール「ラァァァァァッ!」 俺は悲鳴をあげるからだに力を入れラグニスを引き抜いた。 その途端俺の体は細胞分裂を始め体が急に活性化した。 周りにいるエルフたちが騒ぎだした。 エルフ1「誰も抜けなかったあの剣を…」 エルフ2「まさか…」 ホウレイ「お主が…ポセイドンの息子か…お主は水の巫女じゃな…マキナは大空の巫女。そして妾…ホウレイが…地の巫女じゃ。」 俺はこのホウレイという女性が普通の人ではないことを一瞬で見抜いた。 イザール「ホウレイ。とりあえず…フォッグの目的を教えてくれ。」 ホウレイ「お安いご用じゃ。」
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