次元を越えて守りたい(最終章)

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ホウレイ「あやつの目的は…次元の力を操ることじゃ。それには、地、海、空の巫女がそれぞれ必要じゃ。しかし、お主は一人でその力が使えるがあやつは、それを知らずに巫女を集めようとしておる。私は…仙女じゃからの一筋縄ではいかんと思っておるのじゃろう。 そして、お主が巫女だということを知らぬ。まぁ…幸運じゃったのう…ところで…助けにいくんじゃろ?マキナを。」 イザール「当たり前だ。 あんたの親友を助けに…俺の妻を助けに… 行ってくるさっ!」 ホウレイ「なんじゃ…わかっておったのか。 お主…マキナを泣かせたら妾が許さんからの?」 イザール「泣かせるようなことなんてしないよ。 俺は…あいつ一筋だ!」 俺はそういうとラグニスを右手に持ち左手に己が尾を飲み続ける蛇(ウロボロス)の刻まれた剣を持つと戦場へと駆け出した。 全てを取り戻しに。
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