秘めし者は内側から戸を叩く

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俺は、ワイバーンに乗り空を飛んでいた。 イザール「すまない!もっと急いでくれっ!」 ワイバーン「ルワァァァン!」 失言だった…まさか…一日ではなく一時間でつくとは… イザール「はやっぁぁぁぁ!」 もうついてしまった…ワイバーンは最速だった… ワイバーンは城の中に降り立った。正にクーデターの途中だった… 王家を妬む上流貴族が傭兵を雇っているのだ。 ??「イザール!来てくれたか。」 こいつだけは何故か忘れていない。 イザール「当たり前だっ!マリノス!」 マリノス「もうすぐ扉が壊される!」 と言ったと同時に扉が破壊される 軍勢「ウワァァァァァァァ!」 俺とマリノスは騎士学校でライバルでありマリノスが先輩だった。 だからだろう、親友になったのは… こんなことを考えている場合ではない回りを囲まれている マリノス「ぐあぁぁぁぁあ!」 マリノスが斬られた… 王国一と呼ばれたマリノスが… 指揮官「あと一人だ!行けぇ!」 勝利の笑みで相手の顔が染まる イザール「許さねぇ…」 守りたい!!皆を… マリノスを守りたい!! ??『剣を抜け。』 誰だ! ??『大切なものを守りたいのだろう?』 守りたい!!全てを! [ドクン] その時…俺の目が朱色に染まった… イザール「来いよ…」 明らかに口調が変わる マリノス「イ…ザール…?」 軍勢「死ねぇぇぇぇぇ!」 一斉に傭兵たちが襲いかかる イザール「ウロボロスッ!」 2000ほどの傭兵が一瞬にして地面にひれ伏す イザール「ハハハハハ! テメェ…これでもまだやるか?俺は、構わねぇがよ…!」 指揮官「ひっ…ひぇぇぇぇ…」 相手は失神した イザール「お前にはまだ早かったな…」 龍が刻まれた剣を鞘に仕舞い イザール「何かが終焉を迎えし時…俺は必ず現れる…」 俺はそこからの記憶がない…
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