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次の日。
優奈達は日焼けで、大変なことになってたんだ。
去年は、日焼け止めを塗ってたらしいね。
けど、今年は、忘れちゃったんだって。
僕ら魔術師組は、魔那で体をコーティングしてたんだよ。
だから、日焼けなんて、してないのさ。
優奈がさぁ。
「雄二くぅ~ん。
痛いよぉ~」
って、半泣きで言うんだよ。
可愛そうになって、ダメ元で優奈の肌を、魔那で活性化してみたんだ。
そしたらさぁ。
ゆっくりとだけど、優奈の日焼けが収まっていくんだよ。
「雄二くぅ~ん。
ありがとぉ~」
抱き付かれちゃった。
それを見た他のメンバーに、冷やかされたんだ。
だから…
「じゃぁ、おまえらは知らないよ」
って、言ってあげました。
「ちょっ!
そりゃないぜ!
雄二。
俺らも、治してくれよぉ」
「からかったのは、謝るからぁ。
私達も、助けてよぉ」
隆と沙里奈ちゃんが言うと。
「僕は、からかってないから、良いよねぇ」
って、清が治療を要求。
「あ~っ!
何、抜け駆けしてんのよっ!」
沙里奈ちゃんは、お冠です。
「分かった、分かったから」
そう言って僕は、みんなを治したよ。
みんな、感謝してくれたけどね。
でも魔那って、こんなこともできたんだねぇ。
ビックリだよ。
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