日常13

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次の日。 優奈達は日焼けで、大変なことになってたんだ。 去年は、日焼け止めを塗ってたらしいね。 けど、今年は、忘れちゃったんだって。 僕ら魔術師組は、魔那で体をコーティングしてたんだよ。 だから、日焼けなんて、してないのさ。 優奈がさぁ。 「雄二くぅ~ん。  痛いよぉ~」 って、半泣きで言うんだよ。 可愛そうになって、ダメ元で優奈の肌を、魔那で活性化してみたんだ。 そしたらさぁ。 ゆっくりとだけど、優奈の日焼けが収まっていくんだよ。 「雄二くぅ~ん。  ありがとぉ~」 抱き付かれちゃった。 それを見た他のメンバーに、冷やかされたんだ。 だから… 「じゃぁ、おまえらは知らないよ」 って、言ってあげました。 「ちょっ!  そりゃないぜ!  雄二。  俺らも、治してくれよぉ」 「からかったのは、謝るからぁ。  私達も、助けてよぉ」 隆と沙里奈ちゃんが言うと。 「僕は、からかってないから、良いよねぇ」 って、清が治療を要求。 「あ~っ!  何、抜け駆けしてんのよっ!」 沙里奈ちゃんは、お冠です。 「分かった、分かったから」 そう言って僕は、みんなを治したよ。 みんな、感謝してくれたけどね。 でも魔那って、こんなこともできたんだねぇ。 ビックリだよ。
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