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そんなやりとりの後、お母さんに相談。
簡単に、許可されちゃったよ。
あんるぇ?
実は、魔術学園の周辺って、魔術で監視されてるんだ。
まぁ、後で知ったんだけどね。
親達は、もちろん、知ってるよ。
{子供達の自立心を養うため、極力自由に}って連絡が、お母さん達にあったんだってさ。
許可も貰ったから、僕らはキャンプへ行くよ。
キャンプ場は、学園から歩いて1時間。
その近くには、滝があるんだ。
これが涼を呼び、涼しいんだってさ。
笹先生の受け売りだけどね。
僕らは、学園でテントを借りて行くことにした。
テント代が、タダなんだよ。
凍夜と桃子ちゃんが、{勿体ないから、借りて行こう}ってさ。
僕らも説得に負けて、結局、持って行くことになりました。
荷物の大半は、僕と凍夜が持って移動するよ。
凍夜が、「なんでワイが」なんて言うから、叩いておいた。
おまえが、言い出したんだろ。
まったく。
一応、隆と清も、男ってことで荷物を持つ。
女の子達は、自分達の荷物だけだね。
でも、学園生の僕らに比べたら、体力がない。
結局2人は、途中でギブアップしちゃったけどね。
奈々子ちゃんと桃子ちゃんが、{しかたないなぁ}って、代わりに運んだんだ。
隆と清が、悔しそうにしてたけど…ドンマイ。
僕らはキャンプ場へ着くと、事務局へ行ったよ。
おじさんに挨拶だね。
それから、テントを張る場所を教えて貰ったよ。
そこへ移動だね。
着いたら、早速テントを張るよ。
って、言ってもね。
ワンタッチ式の簡易テントだけどね。
去年のキャンプで使用したテントと、同じタイプだよ。
設置し終わって、辺りを見回したんだ。
すると、僕ら以外にも、学園生が来てたよ。
全員、先輩だけどね。
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