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そんな僕を真理先輩が指差して、口をパクパクさせてる。
真理先輩…
人を指差さないで下さいな。
「真理、落ち着け。
しかし、その歳で凄いな」
豪先輩が、なだめてるね。
「僕のは、趣味程度なんですよ。
だけど、清は違います。
小さい頃から、料理修行をしてるから…
僕らも、最近知ったんです。
前は、唯の食いしん坊だと、思ってたんですよ」
「唯の食いしん坊は、酷いよぉ~
まぁ、食べるのは好きだけどねぇ」
そう言って、苦笑してる。
「そのぉ~
アナタ達って、何処の料理教室へ通っているの?
学園から、離れてるのかしら?
歩いて行ける?」
真剣な顔で、尋ねてきちゃった。
「学園から楽に通えますよ」
「本当!
それって、何処よっ!」
僕らは、真理先輩が余りにも必死なので、思わず苦笑い。
豪先輩達も呆れてるね。
「寮の部屋ですよ。
それと横浜の家ですね。
あと、凍夜、由梨ちゃん、桃子ちゃんの部屋もですよ」
先輩達が、不思議そうにしてる。
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