日常13

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さっそく、キャンプ用品を返して帰るよ。 みんな、疲れてるね。 特に横浜のメンバーは、魔那付与できないでしょ。 だから僕らより、疲れてるね。 魔那付与で疲れを取る。 それができるかどうかは、大きな違いなんだよねぇ。 寮の部屋から家へ転移する。 沙里奈ちゃんと優奈は、僕が送ってくよ。 隆と清? 男は知らないよ。 自力で帰れって。 「ちょ、雄二」 「酷いよぉ~」 なんて、聞こえたような気がしたけど… 空耳だろうね。 沙里奈ちゃんを送ってから、優奈の家へ向ったよ。 優奈、途中で、半寝状態になっちゃったんだ。 フラフラするでしょ。 だから、背負ったよ。 何時もなら、恥ずかしがるんだけどなぁ。 背中で寝ちゃったよ。 重くなるけど、優奈の重さなんて、苦にはならないさ。 だって、優奈だからね。 優奈の家へ着くと… 「あら、あら。  優奈ったら、寝ちゃってるのねぇ。  さぁ、雄二君、どうぞ」 おばさんに無理やり、上がらされちゃいました。 優奈も、無理やり起こされたんだ。 おばさぁ~ん! 今は、2人並んで座らされてるよ。 キャンプのことを、色々と尋問されました。 僕は、適当に答えてたんだけど… 優奈がさっきから、横で船を漕いでいるんだよ。 あっ。 頭が、僕の肩へ乗ったねぇ。 明らかに、限界だよ。 「おばさん。  優奈が疲れてるから、今日は…」 「あら、あら。  本当に、疲れてるようねぇ。  雄二君がいると、張り切るのにねぇ」 そう、からかうんだけど… 反応がないねぇ。 「では、僕は、これで」 そう言って、僕は帰るよ。 本当は、ベッドまで連れて行きたいけど… さすがにね。 実際、僕も疲れてる。 今日は、ゆっくり風呂へ入って、早めに寝よう。 そう思ったよ。
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