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お腹も膨らんで、お茶で、まったりさ。
そして、外を見てみると、ゲート付近に人が集まってるね。
予約パスと言っても、購入までは並ばないとね。
事前購入と言っても、物は現地での受け取りだからねぇ。
そろそろ並ばないとね。
入園で待たされるのは、嫌だからなぁ。
僕らは車を降りて、移動したよ。
もう、結構な人が並んでるねぇ。
僕らは11名。
だから、団体扱いだね。
先生が、人の整理に来たスタッフへ尋ねてるよ。
すると、団体用のゲートへ案内されたんだ。
そこには、僕らしかいなかっんだたよ。
ラッキー。
そして今は、開園30分前。
チケットの販売が始まったよ。
藤崎先生が代表で購入さ。
けど、何だか先生の様子がおかしんだよ。
凄く驚いてるようなんだ。
購入が済んだから、僕らは集められたんだけど…
え~っとぉ。
開園前なのに入れるの!
何で?
僕は入園してから、藤崎先生に尋ねたよ。
そしたらねぇ。
先生は団体手続きで、身分証明書を提示したらしいんだ。
もちろん、学園の教員を示すカードだよ。
そしたらさぁ、新たな事実が判明したんだってさ。
実は魔術学園。
特権が与えられてるんだ。
学園長先生は、知ってるみたいだね。
だけど、秘密にしてたようだよ。
特別割引が適用されて、さらに団体割引も適用されるらしいよ。
そして父さんの割引パスとの併用も、可能なんだってさ。
え~っとぉ…
入園料が7割引、宿泊費が6割引になるらしい…
はぃぃぃっ?
アトラクションも、最優先して貰えるんだってさ。
何、その卑怯。
実は学園長先生。
そんな卑怯な特典が気に入らなくて、告げてなかったようなんだよ。
しかし、ネズラー〔藤崎〕先生は、{ある物を活用しないなんて、勿体ないわっ!}って仰り、活用だね。
後で学園長先生に叱られても、知らないからね。
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