日常13

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お腹も膨らんで、お茶で、まったりさ。 そして、外を見てみると、ゲート付近に人が集まってるね。 予約パスと言っても、購入までは並ばないとね。 事前購入と言っても、物は現地での受け取りだからねぇ。 そろそろ並ばないとね。 入園で待たされるのは、嫌だからなぁ。 僕らは車を降りて、移動したよ。 もう、結構な人が並んでるねぇ。 僕らは11名。 だから、団体扱いだね。 先生が、人の整理に来たスタッフへ尋ねてるよ。 すると、団体用のゲートへ案内されたんだ。 そこには、僕らしかいなかっんだたよ。 ラッキー。 そして今は、開園30分前。 チケットの販売が始まったよ。 藤崎先生が代表で購入さ。 けど、何だか先生の様子がおかしんだよ。 凄く驚いてるようなんだ。 購入が済んだから、僕らは集められたんだけど… え~っとぉ。 開園前なのに入れるの! 何で? 僕は入園してから、藤崎先生に尋ねたよ。 そしたらねぇ。 先生は団体手続きで、身分証明書を提示したらしいんだ。 もちろん、学園の教員を示すカードだよ。 そしたらさぁ、新たな事実が判明したんだってさ。 実は魔術学園。 特権が与えられてるんだ。 学園長先生は、知ってるみたいだね。 だけど、秘密にしてたようだよ。 特別割引が適用されて、さらに団体割引も適用されるらしいよ。 そして父さんの割引パスとの併用も、可能なんだってさ。 え~っとぉ… 入園料が7割引、宿泊費が6割引になるらしい… はぃぃぃっ? アトラクションも、最優先して貰えるんだってさ。 何、その卑怯。 実は学園長先生。 そんな卑怯な特典が気に入らなくて、告げてなかったようなんだよ。 しかし、ネズラー〔藤崎〕先生は、{ある物を活用しないなんて、勿体ないわっ!}って仰り、活用だね。 後で学園長先生に叱られても、知らないからね。
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