日常13

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船を降りて、砂浜へ集まる。 そして、島の中に入るよ。 木が多いね。 歩くのに邪魔なんだよね。 優奈が歩き易いようにしながら、歩いたよ。 少し行ったら、洞窟があったんだ。 「あっ!  こんな所に洞窟が!  早速、探検しよう!」 ローグが言うんだよ。 え、ええっ! 入るの? 大丈夫かなぁ。 そんなことを思いながら入ったんだよ。 そしたらさぁ… 入ってすぐに宝箱。 って、そんなバカなっ! 「凄いや。  宝箱、見付けちゃったよ。  船に報告だね」 ローグ、嬉しそうだねぇ。 んっ? そう言えば、これってアトラクションだったね。 はははははっ。 ふぅ。 再び歩き始めたローグ。 僕らは、ついて行くよ。 んっ! そっちじゃ、ないよね。 って、あれっ? なんで、帆船が… 反対から来てたよね。 振り向くと…真っ黒だった。 気にしたら負けだ。 そして僕らは、帆船へ戻ったんだ。 乗ると帆船が出発だね。 あれっ? 宝箱の回収は? ……… もう、良いや。 すると… 「見えたぞぉぉぉっ!  アレがジパング!  幻の黄金の国だぁぁぁっ」 水夫達が騒いでるね。 つ、着いたって… 港へ着き、僕らは船から降ろされる。 そして、扉を潜り外へ。 「本日は、有難う御座いました。  大航海クルーズ。  お楽しみ頂けましたでしょうか。  本アトラクションは、コレにて終了させて頂きます。  またのご来場、お待ちしております」 コンパニオンのお姉さんが、頭を下げてる。 僕らは、呆気にとられてたけどね。 アトラクション、リアル過ぎるくらいだったなぁ。 ただ、ストーリーがねぇ。 強引じゃないの?
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