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そんな僕らに、藤崎先生が苦笑しながら言うね。
「そこへいると、邪魔になるわよ。
さぁ、次のアトラクションよ」
そう言われたらねぇ。
僕らは、顔を見合わせた後で、歩き始めたんだ。
そんな僕らへ、藤崎先生が説明してくれるよ。
「さっきの乗り物は、魔導機を駆使して動いてるのよ。
魔導幻想機とのハイブリッド・アトラクションなの。
アナタ達。
魔導幻想機って知ってる?」
僕らは、首を横に振ったね。
なんだろね?
「魔導幻想機は、人へ幻を見せる魔動機なの。
アナタ達が見ていたのは、大半が幻なのよ。
ねぇ、凄いでしょ。
そして乗り物には、他の魔動機も搭載されてるわ。
あの乗り物な名は、スクーナー。
磁力と風をコントロールする魔動機を搭載した、乗り物なのよ。
魔動機で機体を浮遊させて、{乗っているような、臨場感を演出}って、わけね。
そして内部は、エアクッションで保護されてるの。
だから倒れたり、ぶつかったりしないのよ。
怪我をしないように制御されているから、安全なのよ」
へぇーっ。
そんな仕組みだったんだ。
凄いなぁ。
みんな、感心して聞いてるよ。
僕もだけどね。
流石は、ネズラー先生だよね。
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