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僕らは、預けた証拠の札を受け取ってから、ボートに乗ったよ。
全員が乗ると、ボートが出航したね。
ボートは、スクーナーというらしいんだ。
水流に乗って、スルスルと移動してるよ。
おそらく、魔導機で動いてるんだよね。
凄く静かだねぇ。
「あれ見てよ。
イルカよ。
イルカが、いるわよ」
「あっ!
あっちには、ペンギンね」
「嘘じゃろ。
アレって、マンタなんじゃないんね」
奈々子ちゃん、沙里奈ちゃん、桃子ちゃんの3人娘が騒いでいる。
「清君。
小魚、綺麗ね」
「調理したら、美味しいかなぁ~」
「もぅ、清君たらぁ。
ふふふふふっ。
でも、清君らしいかも」
あちらは、あちらで、何やら空間ができてます。
「うわぁ~
お水のお山って、キッレェ~
お魚も、キラキラして綺麗ねぇ」
優奈も綺麗…
「ケッ。
リア充どもめ」
「くそっ!
何時か俺だって、リア充に!」
「んっ?
隆」
「凍夜」
ガシッって、握手しているねぇ。
何やら、友情が芽生えたらしい。
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