日常13

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そんな感じで、水の山を登って行く。 そして、山頂まで来たんだけど… 山頂には… 穴が開いてるんだよ。 渦巻きが廻っているね… って! そこへ向かってるよっ! マジィィィィッ! みんなも気付いて、蒼くなってる。 だけど、島崎先生だけ、ニコニコだよ。 何で? 何なんですか…その余裕。 スクーナーは、アッと言う間に、穴へと吸い込まれる。 穴の中って、青み掛かった薄暗さなんだ。 そこを…猛スピードで疾走! って! 「サ、サメェェェェッ!」 「ギャァァァッ!  シャチやぁぁぁっ!」 「あ、アレ、何ねぇ!?  い、いやぁぁぁぁっ!  た、たこ、たこ蛸タコ!  巨大なタコォォォォッ!」 「イッヤァァァァッ!  アッチから、巨大な蟹ィィィッ!」 様々な危険生物が、スクーナーに迫る!! スクーナーが、上下左右に飛び跳ねてるんだよ。 凄い勢いで、トンネルを駆け抜けて行く。 でも、何時までもつのか… そして前方に!? 「出口よっ!  光が見えるわっ!!」 みんなから、歓声が上がる。 だけど… 「いっやぁぁぁぁぁっ。  落ちてる。  落ちてるぅぅぅぅっ!」 そう。 穴から先は、空中になっていたんだ。 スクーナーは真下へ落下中。 オワッター
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