日常13

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外へ出ると、すぐに藤崎先生が言うんだよね。 「さぁ。  【ウォーターマウンテン】、【ゴールドパニック・マウンテン】と廻ったわ。  そうなると【スターライト・マウンテン】へ行かないとね。  なんせ、3大マウンテンの最後の1つなんですから。  さぁ、行くわよ」 そう言って先導される。 そして来たのは、【フューチャーワールド】 ドームのような建物の前に来ています。 予約専用入場口から内部へ。 楽に入れるから、良いねぇ。 普通の入り口は、長蛇の列なんだ。 予約パスは、抽選らしいからなぁ。 魔術学園関係者は優先されるから、楽に取れたそうだけど… インチキ臭いよなぁ。 そんなことを思いながら入ると… 「ようこそ。  スターライト・マウンテンへ。  ここは、擬似宇宙空間をお楽しみ頂く、アトラクションで御座います。  星々の海を、ご堪能下さい」 そう案内され、ホールへ通されたよ。 搭乗ゲートのような空間だね。 『アテンションプリーズ。  シューター7805。  発進準備、整いました。  御搭乗されます方は、速やかに御搭乗願います』 アナウンスと同時に、扉がシュッと開く。 「スゲー!  ファンタムズ・ウォーみてーや」 はしゃぎながら、入ってくね。 僕らも苦笑しながら、凍夜に続くよ。
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