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「次、行くわよ、次。
次へ行ったら、パレードよ。
そして、ホテルで食事ですからね。
さぁ、行くわよ」
楽しそうに、そう言うんだよ。
次が終われば、パレード…
そう聞いた、女の子達のテンションが上がったねぇ。
さぁ~って、次のアトラクションは、なんなんだろ~ねぇ?
テンションを上げさせたってことは、またハードなんだろーなぁ。
移動先は、すぐだったよ。
隣の建物だったんだ。
アトラクションは、【スペース・クルーズ】
なんだか…
ビシバシと、嫌な予感がするんですが…
僕らは、ゲートを潜り内部へ。
そこは、空港ロビーみたいな造りだったよ。
搭乗ゲートらしき場所に、コンパニオンのお姉さんがいるね。
僕達はそこへ移動する。
「ようこそ。
スペース・クルーズへ。
当社の観光クルーズは、星々を巡り、観光を行うクルーズ・ツアーで御座います。
無論、星へ降り立つことは、できません。
星々の近くを巡り、近くから星を眺めるツアーとなります。
出港の準備が整ったようです。
では、行ってらっしゃいませ」
そう告げられると同時に、搭乗ゲートの扉が開く。
僕らは扉を潜って、内部へ入ったよ。
蛇腹のような通路を進み、機内へ。
船へ着いて椅子へ座ったんだ。
窓から外が見えるね。
外は空港で、様々な船があるんだ。
「おっほぉ。
カッケェ~」
凍夜が、ハシャイデるね。
この船も、あんな感じの船なのかなぁ。
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