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「ねぇ。
あの隕石…
こっちへ、向かってない？」
沙里奈ちゃんの言葉に、みんなが彼女が指差す方を…
マジですか。
隕石が急接近中です。
ヤバイ！
ﾞガ、ガガカァーン！ﾞ
凄い音と揺れが…
ﾞウィィィィーンッﾞ
ﾞウィィィィーンッﾞ
『エマージェンシー！
エマージェンシー！
異物と接触！
エンジン制御不能！
暴走により、ワープ機関制御不可！
ワープします』
は、はぁぁぁぁっ！
周囲が七色に輝き…
ワープしました。
そこは…
うん。
宇宙戦争中だね。
宇宙船同士がドックファイト中。
彼方此方で爆発が起こってる。
この船も標的になっているようなんだ。
武装がないから、逃げ回るしかないんだけどね。
「ひ、ひぇぇぇっ！
今の掠ったんちゃうか」
凍夜が告げる。
優奈が脅えちゃってるよ。
僕に抱き付いて、カタカタと震えてるんだ。
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