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「さぁ、本日最後のアトラクションへ行くわよ」
「まだ、行くんですか？」
流石に呆れて、言ってしまったよ。
もぅ、終わりで良いんじゃないの？
みんなも、げっそりしてるんですけど…
「大丈夫よ。
今度は、激しくないから。
まぁ、選んだ物語にもよるけどね」
？？？
どう言う意味？
みんなで、首を捻る。
「【バーチャルグラフィティ】
コレが、次に行くアトラクションよ。
現在、世界でここにしかないアトラクションなの。
脳内へ仮想現実を投影するアトラクション。
特殊な魔導機に巨大な施設。
さらには、専門スタッフが必要なの。
凄いんだから」
そう言って、ウィンクされる。
その話を聞いた桃子ちゃんの顔が、パァァッと明るくなる。
「あーっ！
うち、これ、乗りたかったんよ！
行こ！
はよ、行こうやぁ！」
桃子ちゃんが、興奮しちゃってますねぇ。
僕らは、押されるようにして移動したよ。
そして【バーチャルグラフティ】へ、やって来たんだ。
建物は、街中で見掛けそうな建物だったよ。
入り口へ行くと、お約束の言葉だね。
コンパニオンのお姉さんだよ。
それを聞きながら入ったんだ。
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