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内部には棺のような物が、沢山置いてあるんだ。
「何で棺?」
パシィ。
後から、叩かれました。
「縁起でもないこと言わないのっ!
あれは、ポッドと言う物よ。
私達は今から、アレへ入るのよ。
ポッドは、体験者が選んだ物語を、擬似的に体験させてくれるの。
さぁ、行くわよ」
藤崎先生に促されて、ポッドの前へ進んだんだ。
僕らは係りの人達に従って、ポッドへ入るよ。
僕は【ジェンパンの空の旅】を選んだ。
せっかく、ネズミーへ来てるんだからね。
僕が題材を選ぶと、しばらくして…
僕は意識を失った。
目が覚めると、僕は自宅のベッドで寝てたんだよ。
あんるぇ?
僕、ネズミーラ○ドへ行ってたんじぁ。
もしかして、夢だったのかなぁ?
リアルな夢だなぁ。
そう思いながら、ベッドから降りて窓を開ける。
そして外を眺めて見たんだ。
外は晴れていて、夜空には満月だね。
真夜中なのかなぁ。
凄く静かだよ。
んっ?
今、月の方で何か動いたような…
気のせいか。
いや、何かがいる!
近付いて来てるよ。
なっ、なんだぁぁぁっ!?
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