日常13

85/105
前へ
/368ページ
次へ
優奈が僕の後ろに隠れて、モジモジしてるんだよぉ。 カ、カワユイ///// そんな僕らを見て、クロー船長がぶち切れる。 「きっ、貴様ぁぁぁっ!  何奴だぁぁぁっ!」 「僕は雄二。  優奈の恋人さ。  分かったか、ロリコン船長!」 「誰が、ロリコンかぁぁっ!」 船長が、そう叫ぶと… 子供達だけでなく、水夫もクロー船長を指差した。 「ノォォォォォッ!」 そんな漫才?をしてると、水夫の1人が僕らの後ろへ… フッという感じで、僕を見失い、うろたえる水夫。 俺は、貴様の後ろだっ! バカめっ! 俺はヤツの喉へ、剣を突き付けて告げてやる。 「おんどぇっ。  ワイの優奈に、何晒す気じぁ。  ああん」 水夫は涙目で、体をカタカタ震わせてるぜっ。 首を左右に振ったな。 俺は船長達の方へ、水夫を蹴飛ばす。 水夫の野郎は、面白いように飛んで行くなぁ。 巻き込まれて、何人かの水夫も吹き飛んでるぜっ。 ざまぁ。 ……… んっ? えーっとぉ、何? あれっ? 何で僕、剣を持ってるんだろ? 僕の服裾を持った優奈が俯いて、モジモジしてます。 非常に可愛いです。 って、本当に、何があったの?
/368ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1831人が本棚に入れています
本棚に追加