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「グッ!
き、キサマァ。
良かろう。
人質は、なしだ。
我輩は、ロリコンではないからな」
「無理しちゃって」
「だからぁっ!
ちーがぁうーってんだろーがぁぁぁっ!
がぁぁぁっ!
貴様ぁ~
我輩と一騎打ちだっ!
懲らしめてやる」
えっ!
僕って悪役なの?
懲らしめられる、ほう?
そんなことを思ってると、船長が僕へ切り掛かって来たんだ。
僕はそれを避けたり、剣で受け流したりしながら、後退。
そして、船の外壁へ飛び乗ったんだ。
そこから斬ったり、蹴ったりして、応戦中です。
高低差が、面倒になったんだろうね。
船長も、飛び乗ろうとしたんだよ。
だから僕は、船長の着地を狙って、足を引っ掛けてみたんだ。
「ノォォォォッ」
ドッボォォォン!
見事に落ちたネェ。
あっ!
あれは…
白いシャチ。
船長が気付いて、蒼くなって逃げ始めた。
シャチが、笑ったように見えたよ。
シャチって笑うの?
船長、速い速い!
僕は女の子を救出して、優奈達と合流したんだ。
上空から見ると、海賊船が船長を追って出港していた。
船長、助かるのかなぁ。
そんなことを思いながら、こどもの国へ戻ったよ。
そして、こどもの国で、お祝いパーティをしていると…
意識が途絶えました。
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