日常13

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「グッ!  き、キサマァ。  良かろう。  人質は、なしだ。  我輩は、ロリコンではないからな」 「無理しちゃって」 「だからぁっ!  ちーがぁうーってんだろーがぁぁぁっ!  がぁぁぁっ!  貴様ぁ~  我輩と一騎打ちだっ!  懲らしめてやる」 えっ! 僕って悪役なの? 懲らしめられる、ほう? そんなことを思ってると、船長が僕へ切り掛かって来たんだ。 僕はそれを避けたり、剣で受け流したりしながら、後退。 そして、船の外壁へ飛び乗ったんだ。 そこから斬ったり、蹴ったりして、応戦中です。 高低差が、面倒になったんだろうね。 船長も、飛び乗ろうとしたんだよ。 だから僕は、船長の着地を狙って、足を引っ掛けてみたんだ。 「ノォォォォッ」 ドッボォォォン! 見事に落ちたネェ。 あっ! あれは… 白いシャチ。 船長が気付いて、蒼くなって逃げ始めた。 シャチが、笑ったように見えたよ。 シャチって笑うの? 船長、速い速い! 僕は女の子を救出して、優奈達と合流したんだ。 上空から見ると、海賊船が船長を追って出港していた。 船長、助かるのかなぁ。 そんなことを思いながら、こどもの国へ戻ったよ。 そして、こどもの国で、お祝いパーティをしていると… 意識が途絶えました。
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