日常13

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その後は【ファンタジーワールド】へ移動したんだ。 藤崎先生によると、激しい乗り物は全部に乗ったってさ。 {マイナーなアトラクションはあるけどね。  無理に乗る必要はないでしょ}だってさ。 そして今、僕らは【ザ・スモールワールド】の前にいるよ。 円形ドーム状の建物で、内部はエリア毎に部屋が別れてるってさ。 「この中は、大きく分けて9つのエリアに分かれてるのよ。  アジア、東南アジア、中央アジア、オセアニア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカにね。  各国の史跡や、有名な町のミニチュアが、精巧に造られてるわ。  各国へ行った気になれるから、お薦めよ。  でも、その前に…  腹ごしらえしちゃいましょう」 そう言うと、隣接するレストランへ入るんだ。 【ビストロ・ザ・グローバル】 そんな名前のレストランだった。 入ってみると、色んな国の料理を売店形式の店で購入して、イートインで食べる形式だったよ。 「うわぁ。  面白そぅ」 僕は、知らない料理が販売されていて、興奮してしまった。 清、目がギラギラしてるなぁ。 絶対、清は食べ過ぎるよ。 みんなも、お腹が空いてたんだろうね。 獲物に群がるピラニアのように、店へ突入したよ。 先生達は苦笑。 店の人達は引いてたね。 僕は、南米料理とトルコ料理をチョイス。 優菜はベトナム料理にしていたね。 清… それ、本当に食べれるのか? 色んな国の料理を、大量に購入してた。 見ている方が、お腹一杯になりそう。 それ、食べ切れるなら、フードファイターをお薦めするよ。 そんなことを思いながら、食べてみたんだ。
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