日常13

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凍夜は、orz になっちゃったね。 まぁ、鬼になれたんだし、良かったじゃん。 時間は、隠れるのを入れて30分だね。 隠れる場所だけど… 島の中なら、何処でもOKさ。 ただ、レストハウスは、ダメだね。 アソコは、大人達の領域だから、遊び回ると追い出されるんだってさ。 先生達に釘刺されてるからねぇ。 あと、無茶は禁物だからね。 僕らは隠れるために、移動するよ。 凍夜は、木に腕を当てて寄りかかってるね。 腕に顔を当てるよ。 隠れる時間は5分さ。 余裕あるようで、結構短いんだ。 時間の確認は、携帯のカンウトダウンタイマーを使用してるよ。 僕と優奈は、インディンジョーの洞窟へ行く。 実は、さっきね。 隠し部屋を見付けたんだよね。 スタッフの隠し休憩所なんだ。 友達になっちゃたのさ。 当番の人の1人が、昨日の【バーチャルグラフィティ】を見ててねぇ。 歓迎されちゃた。 なんか、複雑。 なので、後から遊びに行く約束をしてたんだ。 隠れるついでに、お邪魔しますよ。 えっ! 卑怯? だってさぁ。 ルール違反じゃないよね。 僕ら以外は、ハックーヤの森に隠れたみたい。 清と由梨ちゃんペアは、隠れる場所を探している間にタイムオーバー。 隠れる前に、見付かったらしいね。 沙里菜ちゃんと奈那子ちゃんペアは、木の洞へ隠れてたんだって。 凍夜が、すでにチェック済みの場所だったんだ。 なので、すぐに見付かったのさ。 次に、隆と桃子ちゃんだけど… 木の上にいたんだってさ。 スタッフの人に、{危ないから、降りなさい}って言われてねぇ。 それで、見付かっちゃたんだってさ。 聞いた時は爆笑して、桃子ちゃんに首を締められちゃった。 そして、みんなで僕らを探したんだけど… タイムアップ。 諦めてレストハウスへ向かってると… インディンジョーの洞窟から、僕らが現れたので、驚いてたよ。 「嘘やろ。  あそこ、みんなで念入りに、探したんやで」 「ほんまよねぇ。  どがぁなちょるんね。  すれ違ったとも、考えられんし…」 みんなが騒いでるね。
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