日常14

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新学期。 優奈達は6年生になりました。 僕達は5年の3学期だね。 優奈は、学年が上になったのが嬉しいみたいなんだ。 「えへへへへっ。  私の方がお姉さ~ん。  お姉さ~んたら、お姉さ~ん」 なんて、呟いてるよ。 可愛いから良いんです。 みんなは、そんな僕ら見て、呆れてたけどね。 まぁ、隆が… 「へへへへへっ。  俺の方が、お兄さんったら、お兄さぁ~ん」 なんて、ふざけたことを言ってさぁ。 桃子ちゃんに、叩かれていたのは別のお話し。 そして、ゴールデンウィーク。 僕らは、キャンプに行くことにしたんだ。 今回はテントではなくて、バンガローに泊まるよ。 学園所有のキャンプ場さ。 だから、生徒と関係者は、タダで使えるんだ。 良いでしょ。 僕らは学園で予約さ。 2つのバンガローを頼んだよ。 参加メンバーは、僕、優奈、清、由梨ちゃん、隆、桃子ちゃん、凍夜、美鈴ちゃん、奈那子ちゃんの9名なんだ。 沙里奈ちゃんは、彼氏との約束があるんだって。 だから、不参加だよ。 荷物は、食材と遊び道具さ。 今回は、自転車での移動なんだよ。 自転車を漕ぐのは、学園組みだね。 僕は、優奈を後に乗せての移動だけど… 清と隆は、彼女が漕いでるんだよなぁ。 2人とも、複雑そうな顔だよ。 まぁ、鍛え方も違うし、魔那で活性化されてるからねぇ。 魔術師と一般人じゃぁ、話しにならないよ。 ドンマイ、2人とも。
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